Behind NO LITTERING

『NO LITTERING』制作ノート



自然を汚さないようにしよう


環境問題

 本作はtveという団体主催の、環境問題をテーマにした短編映像プロジェクトへの参加作品として作りましたが、
「暴力的すぎる。子供も見るんだぞ」という理由で不参加となりました。さもありなん、ですね。
内容自体についてはギリギリまで悩みましたが、あまり偉そうなことは言わずに、出来ることから気をつけようというメッセージに留めました。
もうひとつの案として、地球を擬人化した美少女が、温暖化とか公害とか砂漠化でひたすら苦しみ悶えるという話も考えましたが、
(あるいは「人間 = man = 男」にひたすらいじめられるとか・・・・)
よくわからなくなりそうなのでやめました。

タイトル

 タイトルのNO LITTERINGは「ポイ捨て禁止」の意味です。気の利いたタイトルが思いつかず、直球になりました。
 邦題をつけるとしたら・・・・『13日の金曜日はゴミの日です』・・・・・うーん

スラッシャー映画はロマン

 今回の作品を通じて、あの「お面」のオーラは強いなあと改めて感じました。月明かりに照らされて殺人鬼が暗闇から現れる、
それはもはや様式美であり、ロマンですね。クライムアクションを抽象化してアートにまで高めた『ドライヴ』という映画が最近ありましたが、
スラッシャー映画でもそういう作品を作ると面白そうですね。



撮影の合間。「こんな感じで空き缶を投げればいいわけ?」


トングのフレームイン位置を確認。緊張の面持ち


今回はトングを引き抜くシーンの構図で一番悩みました。




完成形に近いアングル


恐る恐る振り向くシーン


主演女優


後ろー!!




背中



正面


逃げるシーン。


照明違い。


照明の使い方をもっと勉強したい




もうひとつのエンディング

実は当初は女の子も殺される予定で、実際に撮影までしていました。
しかし、ひとり初号試写を行った結果、あまりに理不尽で胸糞悪いという理由で却下となりました。






「みんながポイ捨てをやめてくれるといいな・・・」


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